あ行
あ | |
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RC | Reinforced Concreteの略で、鉄筋コンクリートのこと。 引っ張る力に強い鉄筋で、圧縮する力に強いコンクリートを補強する。 優れた強度を発揮し、中高層建築で多く用いられる。 |
ISDN | Integrated Services Digital Networkの略で総合デジタル通信網のこと。 デジタル技術を活用して、電話やファクシミリ、データ通信などばらばらに構築されてきたサービスを1つのネットワークで総合的に提供する。 わが国では、NTTがINSという名称で84年からサービスを始めている。 |
アウトレット | 電気器具や照明器具と電源を接続するためのコンセント、 電話線の接続口、テレビアンテナ接続口のこと。 |
アクセス | 不動産等の所在地までの交通手段、道路整備の状態などを指す。交通アクセスともいう。不動産の価値を決定する一要因ともなる。 |
頭金 | 住宅を購入する時に用意する自己資金のうち、購入代金の一部に充当する金銭のこと。主な金融機関は、物件価格の8割までしか融資しないため、一般的には2割相当の頭金を用意しないといけない。ただし、諸条件を満たせば頭金 が0~10%で購入できるローンや物件もある。 |
アトリウム | もともとは古代ローマの邸宅にあった広間のことで、屋根 の中央部に天窓があり、床に石を敷き、中央に雨水を受け る水盤を置いた。今日では、ホテルやオフィスのロビー、 マンションのエントランスなどに設けた開放的な吹抜け空 間を指す。吹抜け空間の上部にガラスの屋根がかかってい たり、屋内庭園のようになっている。 |
アプローチ | 敷地の入口から建物の玄関までの通路のこと。マンションの1階入口付近もアプローチという。 |
アメニティ | 快適性、居住性のこと。 住宅用語として使う場合、間取り や構造、仕上げ、設備、デザイン、色彩、住環境などにつ いての快適さ、便利さ、住み心地の良さをいう。 |
い | |
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委託管理 | 管理組合の業務の一部または全部を管理会社に委託すること。管理組合は管理会社と管理委託契約を結ぶ。 |
一時金 |
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位置指定道路 | 建物を建てるために敷地に接して私道を作り、それを建築 基準法上の道路として特定行政庁(都道府県知事や市町村長)に認可してもらった道のこと。 |
一般定期借地権 | 平成4年8月1日に施行された新借地借家法で導入された 新しい土地の権利関係の一つ。 50年以上(通常は50年)の契約期間で借地し、原則として契約の更新や期間延長をせず、契約が終了すれば建物を取り壊し、更地にして地主に返還する。 |
一般媒介契約 | 媒介契約の一つ。 不動産の売主が複数の不動産業者に売却を依頼できる。 |
移転登記 | ある権利を持っていた人から他の人へ、その権利が移転したことを登記すること。 |
イニシャルコスト | 建物や設備を作るためにかかる投資費用のこと。 |
委任状 | ある人がある法律行為を他の人に委託する契約を「委任」といい、委任したことを記載した文書を「委任状」という。 |
違法建築 | 建築基準法等や条例の規定、許可条件に違反している建 築物のこと。 手続きに違反している場合と建築物自体が違反している場合がある。合法に建築したが、増改築や修繕などで違法な状態になった場合も違法建築になる。 特定行政庁は、違法建築の建築主、工事の請負人または現場監 理者、所有者等に工事の施工停止、建築物の除却、移転、改築、使用禁止等などの措置を命じることができる。 |
違約金 | 契約に違反した場合、相手方に対して支払うとあらかじめ定めておいた金銭のこと。 |
入母屋屋根 いりもややね |
上部が「切妻屋根」、下部が「寄棟屋根」のようになっている屋根。 |
印鑑証明 | 届け出ている印鑑と同一であることを証明する官公庁の書面。 印鑑を押した文書の作成者が本人に間違いないことを 証明する時に使う。法人の代表者等は登記所(法務局) に、一般個人は市町村や区などに印影(印を押した跡)を届 け出る。印鑑証明の有効期間は一般に3カ月。届け出てい る印鑑を「実印」、そうでない印鑑を「認印」という。 |
インテリジェント マンション |
ニューメディアに対応できる高度情報通信設備を備えたマ ンションのこと。 ホームオートメーションやホームセキュリティ、パソコン通信などを備えている。 |
う | |
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ウォークイン クロゼット |
歩いて入れる部屋状の大型収納スペースのこと。主に衣類の収納に使われ、ハンガーパイプや棚が付いていたり、システム収納が組み込まれている。人が歩いて入れない場合は単に「クロゼット」と呼ぶ。 |
内金 うちきん |
売買代金を何回かに分けて支払う場合、最終支払金以外 に途中で支払う金銭のことで、「内入金(うちいれきん)」とも いう。契約によっては、「手付金」と同じ意味をもつ場合もある。 |
打放し うちっぱなし |
コンクリートを打ち込んだままの面を仕上げ面とすること。無機質な感触が好まれ、商業ビルやマンション、個人住宅にまで広く取り入れられている。 |
ウッドデッキ | 庭先に向いたテラスの上に設ける木の甲板のこと。広さは 3~6畳程度。屋根は付けないが、屋内の延長のような空間で、スリッパを履いたままウッドデッキに出て、お茶を飲んだり、食事を楽しむ。 |
売建住宅 うりたてじゅうたく |
デベロッパーが宅地を分譲した後、購入者と建築請負契約 を結び、その土地に一戸建てを建設して引き渡す方式。土地を売ってから建てるので「売建」、あるいは建築する条件を付けているので「建築条件付き」「停止条件付き」ともいう。 あらかじめデベロッパーが建てた住宅を購入する「建売住宅」と異なり、購入者が自分の意向に沿った設計プランを選択でき、自由度は高いが、建築業者はあらかじめ決められている。事前に、その業者が建てられる工法を確認する必要がある。 |
え | |
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エアサイクルシステム住宅 | 省エネ型住宅の一つ。壁の間にすきまを設け、空気を対流させて温度調節するように設計された住宅。夏は床下の冷たい空気を、冬は日当たりの良い側の暖かい空気を循環させる |
HRC | Hard Reinforced Concreteの略で、高強度コンクリートを使った鉄筋コンクリート造のこと。通常SRC造とすべき建物を、RC造で建てることができ、工期短縮やコストダウンを図れる。 |
ALC | Autoclaved Light-weight Concreteの略で、軽量気泡コン クリートのこと。 内部に無数の小さな気泡を含むため、軽量で施工しやすく、断熱性や耐火性に優れている。鉄骨造等の外壁や内壁、屋根、床などに使われる。 |
エクステリア | 門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど、住宅の外回りの設備。 インテリアに対する用語。 |
SRC | Steel Reinforced Concreteの略で、鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。 柱・梁など骨組みを鉄骨で組み、その周囲に鉄筋コンクリートをかぶせて一体構造にした建築工法。強度に優れ、マンションなど高層建築に用いられる。 |
FRP | Fiberglass Reinforced Plasticの略で、ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料のこと。優れた強度を持ち、浴槽や浄化槽などによく使われる。 |
FF暖房 | FFはForced Flueの略で、ファンで強制的に給排気を行う暖房のこと。 気密性の高い住宅で使われる。 室内の空気を汚さず、安全性も高い。 |
LDK | Lはリビング(居間)、Dはダイニング(食事室)、Kは キッチン(台所)を指す。 居間と食事室と台所が一体となった空間をLDK、食事室と台所が一体となった空間をDKという。例えば3LDKと表示されていれば、3つの居室とリビング、ダイニング、キッチンがある間取りだということ。 |
エントランス | 建物の出入口部分のこと。マンションでは、建物の正面玄関に設けられた広場を「エントランスホール」ともいう。 |
お | |
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オープンキッチン | リビングとダイニングが一つの部屋で、その中の一方の壁にキッチンが備えられているタイプを指す。 ダイニングやリビングとキッチンとの間に仕切りがないため、部屋が広く見えるが、キッチンの様子が丸見えになる。 |
オープンスペース | マンションの敷地内で建物が建っていない緑地や空き地のこと。遊び場、遊歩道、パティオなど憩いのスペースとして活用されている。 |
オープンハウス | 中古住宅を販売するために行う集客方法。特定の日に販売物件を開放し、一般客に自由に中を見て もらう。数日前からその物件週辺にチラシなどを配布してオープンハウスの日時を告知しておく。実際に中を 見られるので、買主が具体的に購入を検討できる。 |